リモート勤務に最適なキーボードはどんな種類でしょうか?最適なキーボードのおすすめの選び方
新しい働き方として今や世の中に定着しつつあるリモートワーク(テレワーク)。
リモート勤務において、会社支給のノートPCのみで作業するのには限界があります。
モニター(液晶ディスプレイ)x2、ワイアレスマウス、ワイアレスキーボードをノートPCに接続して作業することが業務効率を高めるためにも必要と言えます。
パソコンの入力装置として活躍するキーボードとマウスの機能は、作業効率に直結します。もし、自分業務にFitしないキーボードを使っていたら、業務効率が悪くなります。しかし、自分に最適なキーボードを選ぼうと思っても、世の中にはたくさんの種類のキーボードがありますので、どれを選んだらいいのか判断するのが難しいという人もいるでしょう。
リモート勤務に必要なキーボードに関する基礎知識や、種類別の選び方について紹介
キーボードの接続方式は、USBなどによる有線接続(ワイアレスではないタイプのキーボード)がいいのか、BluetoothやUSBレシーバー/Logibolt(ロジークールの特許技術)を使った無線(ワイアレス)接続がいいのかを選択する必要があります。
有線接続であれば電波障害などによる接続トラブル(ワイアレスでも滅多に発生する訳ではありませんが・・)はありませんし、電池切れなどの心配もいりません。しかし、ケーブル(コード)が無数(マウスのコード・パソコンのコードなど)にあると、逆に業務効率が下がることになる場合もあります。
Hint(ヒント):Bluetoothとは、無線通信の規格のひとつです。対応した機器同士は、ケーブルなどを接続しなくてもデータをやり取りできます。有効範囲はおよそ10m以内と言われています。国際標準規格のため、対応機器なら各国のどんなメーカー同士でも接続可能となっています。
一方で、無線(ワイアレス)接続の場合は、ケーブルがないのでデスク周りがすっきりするものの、電波障害(例:Wifiの接続不良)などで入力ミスが発生することや電池切れで動かなくなる、充電タイプでも突然止まることもあります。また、充電タイプでない場合には電池が必要となりますので、電池切れにも注意が必要です(予備の電池をキープしておく必要がある|電池寿命は業務時間や機種にもよりますが約1〜2年は大丈夫です)。
どちらも一長一短ありますので、ご自身の使用環境に合わせて選択が必要といえるでしょう。
筆者が一番おすすめするBluetooth接続タイプのワイヤレスキーボードは、Bluetoothに対応しているパソコンやタブレット、スマートホンなどのデバイスであれば、簡単に接続できます。なお、接続に関しては、一度「ペアリング」という設定を行うことで、次からは自動的に接続が可能です。ベアリングもメーカーによっては簡単に接続できない場合もありますので、amazonのレビューなどを詳しく確認する、1000円以下などの低価格すぎるキーボードを購入しないことも重要です。Bluetooth接続タイプをおすすめするもう一つの理由は、機種にもよりますがWindows/Mac両方に対応可能な点が言えます。Macの純正のキーボード(Magic Keyboard)はWindows対応ではないですが、Logicoolなどの販売しているキーボードなどはWindows/Mac両方対応のものもたくさんあります。筆者は、会社支給のPCがMacBookProで、個人使用がASUSのWindowsPCであるため、両方に対応するキーボードを購入してデスク周りを可能な限りシンプルにして、業務効率を上げようと心がけています。
また、最近のPCの特徴でUSBではなくType-Cでの接続口を増やす(USBを差し込むところがなく、接続速度が速く充電ができるThunderbolt USB Type-Cの差し込み口を多く設置)メーカーが多くなっていると感じています。この点には気をつける必要があり、そのためBluetooth接続タイプのワイヤレスキーボードを筆者は推奨しています。
Bluetooth接続タイプのワイヤレスキーボードのデメリットは、Bluetoothに対応していないデバイスには接続できないことです。DesktopのパソコンはBluetooth対応ではない場合がありますので注意が必要です。Desktopで作業される方は、接続するPCが対応可能か購入前に要検討してください。
また、細かい点ですが、パソコンのOSが起動しないとBluetoothが有効にならないため、BIOS(Basic Input/Output System)画面では使えません。一般的にはあまり関係ありませんが、パソコンのヘビーユーザーは注意しましょう。
キーボードにテンキーがついているかどうかも、気になるポイントです。数値入力が多い人の場合、テンキーがあるほうが入力効率はアップします。反対に、数値入力にこだわらないのであれば、テンキーのないキーボードのほうがコンパクトでデスク周りがすっきりします。プロのeSportは持ち運びが便利でテンキーレスを活用される方が増えていますが、Word/Excel(Google Spreadshett)を使う頻度が多い方はテンキー付きのものがいいでしょう。デスク周りを広くしたい方もテンキーレスを選択することも案としてはあります。
社内でサクサクと進められていた業務が社外の環境では今ひとつはかどらない…実際にテレワークをはじめてみると、不便やストレスを感じている人も少なくないはずです。キーボードの選択から業務効率を上げてWork Life Balanceを確保してみてはいかがでしょうか!
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