CFDのシェア(取引状況)をチェック

Future2

 CFDのシェア(取引状況)をチェック

 

 

資産運用のツールとして注目を集めているCFDですが、取引状況はどうなっているのでしょうか。​

 

CFD取引をする場合には、取引高(流動性)を把握しておくことが重要といえます。流動性の低い銘柄は、ひとつの材料がプライスに与える影響が大きく値動きが荒いことがあります。

 

日本証券業協会によると、2017年9月末時点の店頭CFD(取引所に上場する CFD 取引は集計対象外)の口座数は16万5467口座で証拠金残高は182億円となっています。アセットクラス別の取引残高(建玉)では、株価指数286億円、個別株33億円、債券18億円、その他有価証券が14億円となっています(外貨建取引の残高は2017年9月末の為替レ ートで円換算)。

 

 

Keyword:建玉(たてぎょく) CDF取引(信用・先物・オプション取引の場合も同義)において、未決済になっている契約総数

 

CFD1

 

CFD2

 

(注意)

  • 株価指数CFDには指数連動ETFが含まれる
  • 取引金額は想定元本ベース(約定価格×取引単位×数量)
  • 取引残高は買建玉および売建玉のグロス残高
  • 外貨建取引の取引金額は各月において適切な為替レート(報告省令レート又は各社内レート)により円換算
  • 商品 CFD は集計対象外
  • 取引所に上場する CFD 取引は集計対象外

 

 


CFDアセットクラス別の取引状況の推移

 

chart5

 

 ➡ 個別株CFD

 

⇒世界的に有名な海外企業(グーグル・アップル・フェイスブック)の株式取引

 

 ➡ 株価指数CFD

 

⇒米国・日本・ヨーロッパ・アジア・新興国などの株価指数の取引

 

 ➡ 商品CFD

 

⇒安全資産として有名な金・原油・農産物・貴金属などの商品取引

 

 ➡ 債券CFD

 

⇒債券を原資産としたETFの取引

 

CFD3

 

CFD4

 

CFD5

 

CFD6

 

(注意)

  • 株価指数CFDには指数連動ETFが含まれる
  • 取引金額は想定元本ベース(約定価格×取引単位×数量)
  • 取引残高は買建玉および売建玉のグロス残高
  • 外貨建取引の取引金額は各月において適切な為替レート(報告省令レート又は各社内レート)により円換算
  • 商品 CFD は集計対象外
  • 取引所に上場する CFD 取引は集計対象外

 

 


取引所CFDの取引状況

 

World

 

東京金融取引所によると、2017年10月末時点の取引所CFD(くりっく株365)の口座数は12万2318口座で証拠金残高は593億円となっています。

 

店頭CFDの2017年9月末時点と比較しますと、口座数は店頭CFDより約4万3000口座少ないものの、証拠金残高は約3.26倍となっています。取り扱い商品数は店頭CFDと比較して圧倒的に少ないといえますが、取引所取引である安心感がサポート要因となっています。

 

CFD7

 

おすすめ記事資産運用入門|これさえみれば最強