目次
- 1 2017年10月の全産業活動指数(含む第3次産業活動指数)
- 2 業種別の詳細
- 3 第3次産業活動指数について
- 4 FX 会社ランキング|金融のプロが独自の調査!
- 5 Ranking No.1 DMM FX
- 6 Ranking No.2 macaso
- 7 Ranking No.3 LIGHT FX
- 8 Ranking No.4 セントラル短資FX
- 9 Ranking No.5 みんなのFX
- 10 Ranking No.6 外為ファイネスト
- 11 Ranking No.7 OANDA Japan
- 12 Ranking No.8 マネーパートナーズ
- 13 Ranking No.9 JFX
- 14 Ranking No.10 LION FX(ヒロセ通商)
- 15 株式投資の基礎が学べる
- 16 おすすめ記事一覧
2017年10月の全産業活動指数(含む第3次産業活動指数)
【ニュース】
2017年10月の全産業活動指数(含む第3次産業活動指数)|企業の生産活動を確認
(出所)経済産業省
経済産業省が2017年12月20日に発表した2017年10月の全産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は、前月比+0.3%の105.0と2か月ぶりに上昇に転じました。
産業別にみると、鉱工業生産指数が同+0.5%(103.0)に上昇したほか、第3次産業活動指数(非製造業、広義のサービス業)も同+0.3%(104.9)と伸びに寄与しました。
建設業活動指数については、同-0.3%(113.9)と3カ月連続の低下となっています。民間・建築住宅などが上昇したものの、公共・建築などが低下しました。
第3次産業活動指数の詳細についてみると、(広義)対個人サービスは前月比-0.6%(105.2)と低下しましたが、(広義)対事業所サービスは同+1.0%(104.3)と上昇に寄与しました。
2017年10月は、対個人サービスの低下を対事業所サービスの上昇がカバーして、サービス全体として上昇しました。
サービスの詳細でみると、財の取引仲介型サービス活動指数は前月比‐0.6%と2カ月連続低下、生活関連型サービス活動指数も同‐0.3%と2カ月連続の低下でした。
インフラ型サービス活動指数が3カ月ぶりの前月比+1.2%(109.9)なったことにより、2017年10月のサービス産業活動(第3次産業活動指数)は3カ月ぶりに前月比で上昇に転じました。
エネルギー関係や運輸、通信、金融といった産業基盤、生活基盤を成り立たせるサービス産業は好調であり、国内の事業活動のサービス需要自体は活発であったこといえます。
業種別の詳細
(出所)経済産業省
経済産業省は、基調判断を『高い水準で横ばい』に据え置いていますが、第3四半期としては好スタートを切ったと評価しています。
Keyword:
全産業活動指数とは、全産業の生産活動状況を供給面から捉えることを目的としており、『供給サイドからみたGDP(国内総生産)』とも言われています。毎月公表されるため四半期毎発表のGDPより速報性がより高いと言えます。発表時期は、翌々月20日頃となっています。
◆全産業活動指数の構成
全産業活動指数は、第3次産業活動指数、鉱工業生産指数、建設業活動指数で構成されています。その中でも一番ウェイトが高いのは、『第3次産業活動指数』となります。
・ウェイト(weight)=基準年における、ある特定の項目の全体に対する基準額の構成比
第3次産業活動指数について
第3次産業活動指数は、第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えることを目的としています。
個別業種のサービスの生産活動を表す指数系列を、基準年の産業連関表による付加価値額をウェイトにして加重平均により算出。第3次産業の各活動を統一的尺度でみることができ、サービス部門の活動動向をみることができます。
≪第3次産業活動指数の対象範囲≫
- 「電気・ガス・熱供給・水道業」
- 「情報通信業」
- 「運輸業,郵便業」
- 「卸売業,小売業」
- 「金融業,保険業」
- 「不動産業,物品賃貸業」
- 「学術研究,専門・技術サービス業」
- 「宿泊業,飲食サービス業」
- 「生活関連サービス業,娯楽業」
- 「教育,学習支援業」(ただし、教育は対象業種から除外)
- 「医療,福祉」
- 「複合サービス事業」
- 「サービス業(他に分類されないもの)」
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