目次
- 1 退職金はいくら貰えるの?もらった退職金はどうするべき?
- 2 退職金の計算方法は会社によりバラバラでとてもわかりづらい
- 3 「退職一時金制度」と「企業年金制度」
- 4 もらえる退職金の目安を知ろう
- 5 若年層の退職金はいくら
- 6 ”自己都合退職” と ”会社都合退職”の場合の退職金額に違いは?
- 7 退職金に税金はかかる?
- 8 退職金をどうすべきか
- 9 アセットアローケーション(資産配分)のイメージ
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退職金はいくら貰えるの?もらった退職金はどうするべき?
毎年3月に定年退職を迎える方も多いことでしょう。
まとまった退職金を手にして、どうすればいいか迷う方も少なくありません。
中には、派手に海外旅行に行こうとがんが得ているのではないでしょうか。
ではあなたはいくらの退職金を手にできるかご存知ですか?
理解していないあなたは、自己管理ができないひとであり、悲惨な老後を迎えることになるでしょう。
退職金の計算方法は会社によりバラバラでとてもわかりづらい
もしあなたが、現在勤めている会社を退職するとしたら、退職金はいくらもらえるかご存知ですか?
実はこの退職金、計算方法や支給対象者は会社によりバラバであり非常にわかりにくい仕組みとなっています。
ただ、高等数学(Further Mathematics)を解けと言っているわけではありません。自分で算出できないひとは、会社の人事部又は経理部に問い合わせしてみてください。
※退職金
退職に際し勤めていた企業から支払われる賃金のこと。定年退職の際にもらうイメージがあるかもしれませんが、若いうちに会社を退社した場合でも退職金をもらえる場合があります。ただ、退職金制度を導入していない会社もありますので、注意が必要です。
「退職一時金制度」と「企業年金制度」
退職金の支給方法は大きく分けて「退職一時金制度」と「企業年金制度」の二つがあります。
➡ 『退職一時金制度』
退職する際、一度にまとめて退職金が支給される制度であり。勤めている企業の退職金規定に沿って支払われます。自分が退職するまでに規定が変更されない限り、支払いは確約されます。最近では、確定給付企業年金などの制度へ移行する企業もあります。
※確定給付企業年金
確定給付企業年金法に基づいて実施される企業年金制度であり、規約型企業年金と基金型企業年金の2種類に分かれます。 規約型は、事業主が従業員の同意を得て、制度内容を定めた年金規約に基づき、掛金を外部に拠出することにより、その年金資産を管理・運用し、年金給付を行うものをいいます。
➡ 『企業年金制度』
退職金が一度に支給されるのではなく、一定期間または生涯にわたって一定の金額が年金として支給される制度。『企業年金制度』と『退職一時金制度』を併用して導入している企業もあります。
もらえる退職金の目安を知ろう
厚生労働省から発表された『就労条件総合調査結果の概要(平成25年)』によると、20年以上勤めた45歳以上の退職者で、定年を迎えた人がもらった退職金(一時金・年金)の平均は、「高校卒(現業職)」1,128万円、「高校卒(管理・事務・技術職)」1,673万円、「大学卒(管理・事務・技術職)」1,941万円となっています。
※現業職
現場職 管理職、事務職、研究職以外の職種
会社都合(リストラ)や自己都合(離職)による退職をした人の平均は、784万円~1,807万円となっており、定年退職者に比べると受け取る退職金の平均値が低くなっています。
最も多く退職金をもらえる可能性があるのが、早期退職(優遇措置あり)をした場合で、1,418万円から1,966万円と定年退職者よりも高くなっています。ただ気をつけなければならないのは、この話を聞いて安易に早期退職に応募しないことです。
(News)味の素は2019年11月28日、50歳以上の管理職から100人程度の希望退職者を募集すると発表した。対象となるのは、退職日となる2020年6月30日時点で満50歳以上になる管理職で、募集期間は2020年1月6日~3月13日まで。通常の退職金に加えて「特別加算金」を上乗せし、再就職も支援するという。退職者の募集について同社は「人材の適正配置など組織再編を実施する過程で、自身の専門性や強みを当社グループ外で発揮することを希望する管理職の自律的キャリアを支援するため」している。希望退職に伴う費用は、20年3月期決算に計上する予定。
特別加算金(割増退職金)がでるから応募しようと考える人が多いですが、早期退職に応募していいのは一部の人間だけに手を上げる資格があり、それ以外の人間が応募するのは崖から飛び降りるようなものと言えます。
筆者は早期退職に応募したことがありますが、リーマンショックの後ということもあり次の仕事を見つけるのに半年かかりました。空白期間が最もキャリアに傷をつけることを忘れてはいけません。また、自分自身が考える市場価値(あなたの価値)と本当の市場価値にはギャップがある場合がほとんどと言えます。
さらに、年齢が40歳を超えている場合には転職先のポジション自体が少ないことを理解しておきましょう(部長・課長など)。
若年層の退職金はいくら
東京都産業労働局が2016年に発表した「モデル退職金」
高校卒で自己都合退職の場合
➡ 勤続年数別の退職金
- 1年6万5,000円
- 3年16万3,000円
- 5年32万1,000円
となっており全く期待できない金額であるということです。
大学卒になると勤続年数1年で8万7,000円、3年で23万6,000円、5年で44万円と高校卒よりも高い退職金になっています。
”自己都合退職” と ”会社都合退職”の場合の退職金額に違いは?
退職金額は、【自己都合退職 <<< 会社都合退職】というのが結論です。
転職を考えるときは自己都合退職になる場合が多く、通常、会社都合に比べると退職金の金額が少なくなってしまいます。
更に、企業によっては勤続年数規定以下(例:2年以下など)などの規定を設けていることもあります。
就業規則の内容を必ず確認しておきましょう。筆者はとある銀行に1年6ヶ月勤務しましたが退職金は1円も貰えませんでした。逆に離職したタイミングが悪かったらしくボーナス(賞与)の返済を求められました。
労働基準監督署に問い合わせましたが、民事なので会社とお話し合いくださいと言われて終わりでした。就業規則は社労士を使って抜け目のないくらい難しい書式で会社有利に作られており、抗議するだけ無駄です。
退職金に税金はかかる?
退職金の受取方法には、「年金形式」または「一時金」がありますが一定の金額までは税金がかかりません。
「年金形式」の場合は、公的年金と合わせて65歳未満なら受け取り金額が70万円(年)を超えた分、65歳以上なら受取金額が120万円(年)を超えた分は雑所得として課税されます。雑所得の税金は、公的年金等、非営業用貸金の利子、著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税、講演料や放送謝金などが該当します。
「一時金の場合」は、税制面での優遇が大きく勤続年数に応じた非課税枠があり、長く勤めた方ほど税金がかからない仕組みとなっています。非課税枠を超えた金額については、超過分の半分が課税され仕組みです。勤務先に「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば、非課税枠を考慮された所得税・住民税が天引きされて振り込まれます。申告書を提出しない場合は、20.42%の所得税が源泉徴収され、後から確定申告が必要になります。
勤続年数 | 退職金から控除される金額(非課税枠) |
20年以下 | 40万円×勤続年数 |
20年超 | 800万円+70万円×(勤続年数-20年) |
退職金をどうすべきか
退職金を分けて運用しよう
退職金だけではなく、これまで貯めてきた金融資産も合わせて投資先や運用方法を考えるべきでしょう。
人生は長いので使う時期によって、
- 短期運用(5年以内に使う予定のお金)
- 中期運用(5年~10年以内に使うお金)
- 長期運用(10年以上使う予定のないお金)
と分けて考えます。例えば、5年以内に使う生活費の取り崩し費用や住宅ローン一括返済などの費用などは短期運用に含めましょう。
短期運用は元本が約束され、いつでも引き出せることが大切ですので、銀行の普通預貯金や個人向け国債、短期社債などに資産を振り分けます。
中期運用もリスクを取ってはいけないお金ですから安全性を重視しましょう。
普通預貯金よりも金利の高い外貨建債券や外貨預金などを投資先にするといいでしょう。ただ、為替リスクを追わないでいいように先物やフォワードで為替ヘッジをかけることをおすすめします。金融機関の担当者にどのような為替ヘッジの手法があるのか聞いてみましょう。長期の為替ヘッジは難しいので1~3年単位でロール(満期を迎え一度利益を確定させてべつの金融商品に取り組む)していくことがいいのではないでしょうか。
老後資金の一番の心配は、100歳まで長生きした時に資金が底をついてしまうことです。
そのため、お金の寿命を延ばすための資産運用には積極的に取り組むべきでしょう。
十分な貯蓄がアレば別の話ですが・・・
しばらく使う予定のない長期資金の一部は、収益性が期待できるETFなどの金融商品を活用します。
これらに投資する金額の割合は、元本割れなどのリスクにどの程度耐えられるか(リスク許容度)を考慮して決めましょう。
ただ、今日経平均連動のETFを買うかといえばヤメたがいいです。バリュエーションが高すぎるからです。価格が下がったタイミンがあっていれば配当所得狙い(インカムゲイン)の長期運用もいいでしょう。
一般的に、退職して年金収入だけになると、リスク許容度は低くなるため(定期的な収入がなくなっているので)、リスク商品(株・投資信託)の割合が大きくなり過ぎないように最新の注意が必要ですし、日々の日課としてマーケットをモニターしましょう。
「今日の日経平均株価はいくらかな?」
アセットアローケーション(資産配分)のイメージ
退職金などのまとまったお金を受け取ると、
「時間ができたんで株で一儲けするか 笑笑」
と、価格変動が激しい金融商品(株・仮想通貨・FX・CFDなど)に投資してしまう方が大勢います。
ただ、マーケットの状況によっては大きく価格が下がることもあるため、大事な大事な退職金を突っ込んでしまい、
「値下がりしたやばいやばい売らなきゃ」
みたいな負の連鎖に陥る人をよく見てきました。
一度に同じアセットクラスに投資するのはおすすめできませんし、タイミングを分けて投資すること、複数の対象に投資することによってリスクを抑えることが大切といえます(分散投資でリスク回避)。
””株一本で勝負するなど言語道断””
退職金で初めて資産運用を経験する方はリスクを可能な限り抑えた資産運用を心がけましょう。
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