転職エージェント入門①

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転職エージェント入門①

 

➡ 失敗しない転職のススメ

 

『今の仕事に満足していますか?』

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  • 『今の給与はあなたの能力に見合ったものですか?』
  • 上司のパワハラに悩んでいませんか?』
  • 理不尽な人事異動はありませんか?』
  • 『月の残業時間が100時間を超えていませんか?』
  • 年収1000万円以下で働いていないですか?』
転職理由は上記のことがほとんどではないでしょうか。
わたしは過去に4回の転職経験がありますが、転職をするのには『勇気+体力』がいります。しかし、無理をして今の会社にいたとしても幸せかどうかは分かりません。日本の企業文化としては、転職は良くないものとされていますが、今の時代、転職はキャリアアップのツールといえるのではないでしょうか。

 

わたしたちにとって人生には選択肢があるんだ~と、 これではない違う人生だってあるんだと~、日々自問自答すべきです。 選択肢はいつも私たちの周りには横たわっていて選択可能といえます。
たた、転職は必ずしも幸せに導いてくれる万能薬ではないことは理解しておくべきでしょう。

転職エージェント経由の応募

 

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転職エージェント(=ヘッドハンター)経由の応募について詳しく説明します。転職エージェントとは、人材紹介会社のことで、企業内に各業界や職種ごとに特化したコンサルタントが配置されています(従業員数名しかいない特化型の転職エージェントもあります)。
コンサルタントは、転職者の希望する業界への知識があり、転職希望者の転職を効果的にサポートしてくれます(ポイント:業種の案件採掘ノウハウに優れている)。

 

転職エージェントによっては、各業界出身のコンサルタントも多く在籍しており、業界についての専門的な知識も持っていますので、転職希望者の経験や能力を正しく理解し、希望するニーズを的確に把握することができます。
求人を紹介するコンサルタントは、頻繁に企業訪問しているため、企業文化・労働時間・事業戦略・財務状況などを把握しており、他では得られない情報を提供してくれます(積極的に役員や人事担当者を接待もしてますし・・・私が勤めていた会社の人事部長は恵比寿のジョエル・ロブションで頻繁に接待を受けていました・・)。

 


転職エージェント経由での転職は主流なのか?

 

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これは、ご自身のいる業界によっても大きく異なるのですが、筆者がいた金融業界では転職エージェント経由の転職が主流だといえます。以前、国内最大手の証券会社(野○證券)の面接に行ったときに、面接担当者からこんな事を言われました。

 

『珍しいね、直接応募してくるなんて・・』

 

『なんか理由でもあるの?』

 

と言われたことがあります。筆者は面接に行った企業のホームページで募集案件を見つけて直接応募していました。面接担当者いわく、転職エージェントを第1次面接としているとのことでした。特に金融業界は専門職の領域であり、転職エージェントを活用しないと必要な人材を確保できないという点も背景にはあります。

 

筆者には転職エージェントで働いている友人がおり、転職エージェントの仕組みを比較的理解していたほうなので直接応募をしていました。

 

その理由というのは、転職エージェントが受け取るfee(手数料)です。転職エージェントによっても若干異なりますが、年収1000万円の案件をdone(内定+採用)したとします。対象者が1年以上勤務した場合には、年収の30%である300万円が転職エージェントに支払われます(手付で一部前払いの場合もある)。

 

ということは、会社側としては、1300万円(1000万円+300万円)を1年目に採用者+転職エージェントに支払うことになります。筆者は、その300万円を給与に上乗せしてほしかったので、直接応募し企業側と交渉しようとしたのです。

 

年収1000万円を1100万円くらいにできないかな~と考えたわけです。給与はタイトルやポジションで大まかなレンジで決まっていますので、結局最後は『交渉』ということになります。

 

『この交渉が非常に難しいのです・・・』

 

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筆者は人材コンサルで働いている友人から大まかな業種・タイトル(例:職種 株式トレーダー|タイトルVice President ~ベース給与1200万円~1500万円 + インセンティブ300万円~500万円)ごとの給与レンジを教えてもらっていましたので、適正価格の範囲内で交渉をしました。

 

外資系企業は、会社との個別契約の場合がほとんどですから、個人の給与を同僚に開示することはできないので(筆者も外資系に勤務していた際には開示してはいけないという書類にサインさせられました・・・企業によっては違うかもしれませんが・・・)、大まかな給与水準しか把握しにくいでしょう。

 

過度な給与交渉は企業側との関係が悪化する場合がありますので、やさしい交渉の方がいいです。給与レンジを大幅に上振れて交渉した場合には、不採用になる確率が高まります。企業側はレンジ給与については、教えてくれない場合が多いです。

 

ただ単に、『希望の年収はいくらですか?』と尋ね、適正な範囲内であればofferをするケースが多くみられます。しかし、転職エージェントは、そこはプロフェッショナルですから、うまくうまく企業側と交渉してくれます。

 

個人的な感想で言うと転職エージェント経由と給与は大して変わらなかったかなと・・・ 無駄な努力・・・

 


転職エージェント(コンサルタント)に訪問する必要は

 

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大手転職エージェントの場合は、訪問して面談の必要はありません(転職エージェント側は希望するが・・・)。電話面談でも問題ないといえます(案件紹介が不利になることはありません、学歴や職務経歴の方がみためや高感度より優先されます)。

 

ただ、小規模の転職エージェントは面接必須の場合が多いといえます。これらの転職エージェントは昔の同僚や昔の所属会社の案件を持ってくる場合がほとんどで、人物を重視しているからです。しかし、それが転職にとって有利とはいえません。

 

転職エージェントが1候補者のみの履歴書・職務経歴書を企業側に見せることはなく、すくなくても5~10候補者(小規模で3~5候補者)をまとめて紹介するからです。

 


転職サポートのスキルはコンサルタントによって違いがある

 

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大手の転職エージェントの『あるある~』ですが、右から左に案件を流す、ベルトコンベアーコンサルタントが存在します。また、有望ではない志願者には早々に見切りをつける速効型コンサルタントも存在しますので、親身になって対応してくれるベスト・コンサルタントをみつけることが必須といえるでしょう。

 

ただ、一度登録した転職エージェントではコンサルタントを代えてくれということは言えないでしょうから、こちらも見切りをつけて他の転職エージェントに登録するのがよいでしょう。

 


複数の転職エージェントに登録は必要か

 

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答えは『Yes 必要』です。転職エージェントによって取り扱っている求人情報がことなります。また、コンサルタントの当たり外れがありますので、複数の転職エージェントを利用した方が、幅広い求人情報を見つけられるのでおすすめです。

 

最低でも3社に登録すべきでしょう。また、希望に合う案件がいつも存在するわけではないので、定期的にコンサルタントに、こちらからアプローチすることも必要でしょう。

 

コンサルタントは1ヶ月から2カ月くらい案件を紹介しても内定が出なければ(または内定辞退をしていれば)連絡してこなくなります。私の場合は、たまにコンサルタントに連絡して『なんかいい案件ないですか?』と相談していました。

 


まとめ

 

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自分にあった転職先をみつけることは容易ではありませんが、現状に不満があるのであれば努力を惜しまずに転職活動することが必要でしょう。また、転職はあまり考えていな時期であっても履歴書・職務経歴書を常にアップ(更新)しておくことにより迅速に転職活動ができるようになります。

 

アドバイスとしては年収のみで転職先を決めるのは非常に危険です。コンサルタントや口コミなどをフル活用し企業情報を可能な限り収集しましょう。特に危険なのが急募の案件です、産休や転職で抜けた穴を埋める場合の案件であればよいのですが、パワハラなどで辞めた従業員の穴埋め目的の案件も多々あります。

 


 

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